青史出版
伝統文化と日本の美術 でんとうぶんか　と　にほんのびじゅつ
宮島　新一 著	A5判　３３６頁 定価　６,６００円（税込） 　　 ISBN978-4-921145-67-5 C1070
2019年6月27日　発行
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	日本美術史は文化と伝統の交点に位置するという考えのものに現在の伝統文化教育への提言を行う。また、天皇と神道、日本人の文化的伝統等を考察。さらに、神道と絵画、神社建築、明治維新期の廃仏毀釈の実態、など、現代につながる問題点を探る。これまでなされなかった日本美術史通史の足取りを明らかにする意欲作。 　　　　　　 　 【目次より】 　　　第一章　伝統文化と伝統 　　　　１　伝統文化教育の行方 　　　　２　伝　統 　　　　３　日本の文化的伝統　 　　　第二章　神道と絵画 　　　　１　中世神道の美術−描かれた天照大神− 　　　　２　神社建築と絵画 　　　　３　廃仏の実態 　　　第三章　日本美術史　百四十年の軌跡 　　　　１　明治期　通史の要請 　　　　２　大正〜昭和戦前期(１)　日本美術の大衆化 　　　　３　大正〜昭和戦前期(２)　アカデミズムの美術史 　　　　４　昭和戦後期　通史の低迷と再生 　　　　５　平成期　通史における脱専門家 　　　日本美術通史年表 　　　索　引 ※ 『週刊読書人』2019（令和元）年9月20日号で紹介されました。−加須屋誠氏
著者紹介 （みやじま・しんいち） 　　昭和21年 愛知県生まれ 昭和43年 京都大学文学部卒業　昭和48年 同大学院修了 　　文化庁主任文化財調査官、東京国立博物館学芸部長、九州国立博物館副館長等を経て、 　　平成23年 山形大学大学院教授を定年退官　文学博士 　主要著書 　　 『肖像画』(吉川弘文館)、『宮廷画壇史の研究』(至文堂)、『肖像画の視線』(吉川弘文館)、『雪舟−旅逸の画家−』(青史出版)、 　　　『長谷川等伯』（ミネルヴァ書房）、　『二万年の日本絵画史』（青史出版）、『芸者と遊廓』（青史出版）  既刊＝芸者と遊廓（本体価格8,000円＋税）