青史出版
触頭制度の研究　 ふれがしら せいど の けんきゅう
宇高　良哲著	Ａ５判　２５６頁　　 　定価　７,１５０円（税込） 　ISBN978-4-921145-61-3　C3015
２０１７年１１月２０日発行
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	全国の寺院統制を企図して江戸幕府は仏教各宗派にそれぞれ触頭（ふれ 　　　がしら）を置いて通達等の速やかな伝達を図るとともに寺院の管理を行った。 　　　本書は制度としての触頭の実態を探り、幕府の宗教政策を明らかにする。 　　　永年にわたる寺院史料の精力的調査に基づき著された近世史研究者必携 　　　の書。 　　【目次より】 　　 　第一章＝諸宗江戸触頭成立年次考／第二章＝新義真言宗江戸四箇寺 　　　 の成立／第三章＝天台宗初期の執当最教院晃海と双厳院豪俔の役割に 　　　 ついて／第四章＝浄土宗の触頭制度／第五章＝浄土宗触頭増上寺役者 　　　 譜年次考／第六章＝天台宗触頭寛永寺執当譜年次考 　 　　索　引(人名／地名／寺社名／史料･文献名／事項)
宇高　良哲 ＝　うだか　よしあき 　　　　　　　　　　　　昭和17年 埼玉県生まれ 　　　　　　　　　　　　　　昭和39年 大正大学文学部卒業 　　　　　　　　　　　　昭和44年 同大学院博士課程修了　大正大学教授･三康文化研究所研究員などを経て、 　　　　　　　　　　　　現　在　　大正大学名誉教授　文学博士 　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　主要編著書 『江戸浄土宗寺院寺誌史料集成』(大東出版社)、『関東浄土宗檀林古文書選』　(東洋文化出版)、 　　　　　　　　　　　　『増上寺日鑑』(全６巻、文化書院)、『近世関東仏教教団史の研究』　(文化書院) 、『喜多院日鑑』(全17巻、文化書院)、 　　　　　　　　　　　　『蓮馨寺日鑑』(１･２巻、文化書院) 『近世浄土宗史の研究』（青史出版）、『南光坊天海発給文書集』（吉川弘文館）、 　　　　　　　　　　　 『南光坊天海の研究』（青史出版）、『南光坊天海関係文書集』（青史出版）、『近世新義真言宗史の研究』（青史出版）