青史出版 | |
近世の仏教 −新義真言を中心として− きんせいのぶっきょう -しんぎしんごんをちゅうしんとして- |
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智山勧学会編 | A5判 420頁 定価 9,350円(税込) ISBN978-4-921145-44-6 C3015 |
2011年7月25日発行 | |
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新義真言の組織が、近世、主として江戸時代の社会組織と のどのように関わり、その中でどんな役割を果たしてきたか。 本書は仏教諸宗派とのつながりを視野に入れて、制度・組織・ 財政、地域社会との関わりなど、諸課題を究明する。 仏教学だけでなく、歴史学など周辺分野の研究を刺激する労作。 【目次より】 序 福田 亮成 1.近世の仏教 高埜 利彦 −社会と国家の関わり− 2.葬式仏教の進展と真言寺院 高田 陽介 3.近世霊廟の荘厳 久保 智康 −武家の祖霊供養と寺社− 4.『黄檗版』の利用 松永 知海 −真言宗との関係を中心として− 5.江戸時代の触頭制度について 宇高 良哲 −特に真言、天台、浄土宗を中心に− 6.新義真言宗における本末関係の特色 坂本 正仁 7.近世新義真言宗の寺院組織と制度 朴澤 直秀 −教団組織と寺院との関係− 8.近世後期智積院教学財政について 村磯 栄俊 −大仲供料金を中心に− 9.近世新義真言宗における僧侶養成について 小笠原弘道 10.智積院新文庫の聖教について 宇都宮啓吾 11.近世多摩の地域社会と寺院 村 上 直 −高尾山薬王院文書を中心に− |