青史出版
教育勅語成立史　―天皇制国家観の成立〈下〉― きょういくちょくご　せいりつし
梅溪　昇著	Ａ５判　３６４頁・原色口絵４頁 〔品切〕　 　　　ＩＳＢＮ９７８−４−９２１１４５−０７−１　Ｃ３０３１
2000年８月１０日発行
トップページへ 　　既刊書一覧へ 　 　新刊書・刊行予定書目へ 　 　ご注文・お問い合わせへ
	戦前、国家教育の柱として国民に深く浸透した「教育勅語」。 　 その諸草案を細密に比較検討し、起草と成立の過程を究明する。 　 また、「軍人勅諭」と関連して考察、勅語成立の主導力とその 　 思想的性格を明らかにし、天皇制国家観の二大支柱並立の歴史 　 的意義を解明。 　 巻末には「勅語草案」すべてと、成立に深く関わった「井上毅 　 関係史料」を図版として掲げる。 　　　 　　【目次より】 　　　第三編　教育勅語の成立過程 　　　　第一章　教育勅語発布計画の具体化以前における様相 　　　　第二章　教育勅語発布計画の具体化の様相 　　　　第三章　教育勅語の起草とその諸草案 　　　　第四章　教育勅語成立史上における井上毅の歴史的役割 　　　　結　語　軍人勅諭及び教育勅語並立の歴史的意義 　　　　補　論　明治天皇制国家の構造形成に関する一考察 　　　　図　版 　　　　 　※ 上巻「軍人勅諭成立史」も併せてご覧下さい。
梅溪　昇　＝　うめたにのぼる 　　　　　　　　　　　　 昭和１８年京都帝国大学文学部史学科卒業 　　　　　　　　　　　　 大阪大学文学部教授・仏教大学教授等を歴任　文学博士