青史出版 | |
明月記の史料学 めいげつき の しりょうがく |
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五味文彦著 | A5判 350頁 口絵4頁 定価 7,480円(税込) ISBN978-4-921145-08-8 C3021 |
2000年7月31日 発行 | |
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戦乱と政争の中に生きた定家とその時代を犀利な史眼で分析、 実態の解明に迫る。 名記と称揚された「明月記」は、いくつもの断簡に切断されて 巷間に流布した。散在する断簡を丹念に収集し、その全体像の 復元を目指す。 古代・中世史、国文学研究者待望の書。 【目次より】 第一 藤原定家の時代 = 新・定家の時代誌 九条家と定家 後鳥羽院政と定家 藤原定家の写本形成 第二 明月記の史料学 = 『明月記』の書写とその利用 紙背から『明月記』を探る 『明月記』嘉禄元年秋記の復元 『明月記』嘉禄三年四月記の復元 第三 明月記の群像 = 『明月記』の群像 九条基家と慈円 説話としての『明月記』 中納言定家と上卿故実 藤原定家関係文書・掲出文書一覧 索引 |
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五味文彦 =ごみふみひこ 昭和43年東京大学文学部国史学科卒業、昭和48年同大学院終了 お茶の水女子大学助教授、神戸大学助教授、東京大学教授、放送大学教授、等を歴任 文学博士 |