青史出版
なかじょう まさつね でん 中條政恒伝 −富強の基はこの地に在り−
立岩　寧著	Ａ５判　３００頁 定価 ３,０８０円（税込） ISBN978-4-921145-49-1 C1023
２０１３年９月２５日発行
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	元米沢藩士、福島県の安積（あさか）開拓に尽力した中條政恒の、初めての伝記。 幕末維新の混乱を経て、福島県安積郡の開拓と安積疏水の開通を成し遂げる。新時代の大事業に関わって「安積開拓の父」と呼ばれるその全生涯を、史料を博捜して克明に描く。 東日本大震災による国難下の日本に訴える書。研究者待望の書。 　　　 〔目 次〕 　　第一章＝米沢藩士・上与七郎政恒 　　第二章＝戊辰戦争後、新米沢藩で 　　第三章＝置賜県にて、北海道開拓奏議書を上申 　　第四章＝安場保和との出会い、福島県に就任の事情 　　第五章＝福島県にて、桑野村開拓 　　第六章＝大久保利通の東北開発と中條政恒 　　第七章＝中條政恒の突如転任、東京にて 　　第八章＝島根県大書記官に就任 　　第九章＝東京に帰り、病を養う 　　第十章＝安積郡開成山に移住 　　第十一章＝『安積事業誌』を巡って 　　第十二章＝政恒没後の顕彰、その他 　　人名索引 　 【毎日新聞】　（2013/12/7夕刊）「人・模・様」欄で著者の立岩寧氏が紹介されました。 【福島民友】　（2013/12/7）「読書」欄で紹介されました。
著者紹介 ＝　たていわ・やすし 　　　　　　　　　　　　　　 1925年 朝鮮に生まれる 　　　　　　　　　　　　　　 　　　敗戦により家族と福島県郡山市に引き揚げる 　　　　　　　　　　　　　 　1950年 東京大学経済学部卒業 　　　　　　　　　　　　　　 1985年 大東学園総務課長を定年退職 　　　　　　　　　　　　　 　現　在　安積開拓史研究家　立岩一郎の曾孫 　　　　　　主要著書　＝『開拓者の群像 大久保利通と安積開拓』(2004年、青史出版)、 　　　　　　　　　　　　　 　『立岩一郎伝』（2009年、青史出版)