青史出版 | |
お雇い独逸人科学教師 おやとい どいつじん かがくきょうし |
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小澤 健志著 | A5判 224頁 定価 5,500円(税込) ISBN978−4−921145−53−8 C3021 |
2015年8月7日発行 | |
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幕末・維新期に幕府や藩、新政府の招聘されたお雇い外国人が、日本の近代化に果たした役割は大きい。本書は、新政府に雇われて東京大学前身校で数学・物理学・化学の授業を担当したドイツ人科学教師について、海外資料を丹念に調査し、これまで知られていなかった多くの資料を発掘、彼らの生い立ちや家族など、実像を浮き彫りにする。日本の近代化研究に欠かせない画期的労作。〔主要目次〕 第一章 序論−幕末から明治初期における科学教育 第二章 明治10年の東京大学設立までの前身校における独国人科学教師 第三章 Gワグネルの生い立ちと修学歴について 第四章 数学及び測地学教師E.クニッピング 第五章 化学及び鉱物学教師C.シェンク 第六章 日本への西洋理化学の啓蒙者の一人ヘルマン・リッターについて 第七章 G.A.グレーフェンの足跡 第八章 アルフレット・ウェストファルの足跡 第九章 日本で最初の独国人独語教師V.ホルツについて 第十章 総括的考察と今後の課題 索 引 |
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小澤 健志 =おざわ・たけし 1970年(昭和45)生まれ 1989年(平成元) 長崎県立上五島高等学校卒業 佐賀大学理工学部物理学科入学 1991年(平成3)〜1992年 ミュンヘン工科大学物理学科留学 1995年(平成7) 佐賀大学理工学部物理学科卒業 現在 (株)NAAリテイリング勤務 日本科学史学会・日本医史学会・日本独学史学会 等会員 博士(学術) |