青史出版 | ||
歴史を読み解く −さまざまな史料と視角− れきし を よみとく |
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服部英雄著 | 四六判 232頁 定価 2,619円(税込) ISBN978−4-921145-05-4 C1070 |
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2003年11月28日発行 | ||
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教科書や辞典に載っているようなことでも、 時として疑問が続出することがある。 そうした疑問や不自然さを突き詰めていくことが、 新しい史実の発見につながる。 限られた史料と状況証拠から構築せざるをえない 歴史学の宿命を根底にした謎解きの実例を紹介し、 歴史学の面白さを伝える。 歴史像を見直し、問題提起をする論考9編。 【目次より】 1 文永十一年・冬の嵐 2 カタアラシの語義と二毛作の起源 3 久安四年、有明海にきた孔雀 4 鹿ヶ谷事件と源頼朝 5 南北朝内乱と家の交替 6 風土と歴史−筑後川下流域のシオ(アオ)灌漑 7 福岡城に天守閣はあったのか 8 原城の戦いを考え直す−新視点からの新構図− 9 殉死者たちの墓碑から−虚実はあざなえる縄−
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服部英雄 = はっとり・ひでお 1949年 愛知県名古屋市生まれ 1976年 東京大学大学院修士課程修了 文化庁文化財保護部記念物課文化財調査官、九州大学大学院比較社会文化研究院教授、くまもと文学・歴史館長、等を経て 現在、名古屋城調査研究センター所長 |