青史出版 | ||
雪 舟 −旅逸の画家− せっしゅう −りょいつ の がか− |
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宮島新一著 | A5判 214頁 定価 3,850円(税込) ISBN978-4-921145-05-7 C1070 |
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2000年4月20日発行 | ||
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謎の多い雪舟の全貌が初めて浮き彫りにされる。 従来不明のままであった「雪舟」を名乗るまでや、ほとんど 旅中で過ごした後半生の足跡、さらには、多くの僧侶や武士 との交友の実態が余すところなく明らかにされる。 雪舟は、遣明使節に加わって中国に渡り、中国人にも引けを 取らない画風を確立した孤高の画人とされる。しかし、実際には 尺八や琵琶を携えつつ諸国を遍歴して名所を描き楽しみ、行く 先々で弟子を排出している。むしろ、一休や一路のような風狂の 僧に類しよう。 画聖の実像を描く。 【目次より】 はじめに / 多様な雪舟のイメージ / 禅僧と芸能 / 上洛−水墨画との出会い − / 拙宗として周防に下る / 雪舟入明 / 九州遍歴 / 東国遊覧 / 再度の東上 / 雲谷庵での画業 / 没年の謎と雲谷庵のその後 / まとめ
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宮島新一 = みやじま しんいち 昭和43年京都大学文学部卒業、昭和45年同大学院終了。 文化庁主任文化財調査官、奈良国立博物館学芸課長、東京国立文化財研究所美術部長、 東京国立博物館企画部長、九州国立博物館副館長、山形大学教授、等を歴任 文学博士 |